「外壁塗装の周期は10年に1度って聞いたけど、本当に必要なの?」
あなたは外壁塗装の必要性について悩んでいませんか。
「そもそも新築でとても綺麗だから、このままやらなくても大丈夫」と思っている人もいるはず。
実は、外壁塗装は必要なものです。
定期的なメンテナンスを怠ると、外壁どころか住宅そのものがダメになる可能性もありますよ。
そこでこの記事では、外壁塗装の必要性について詳しく解説していきます。
「せっかく新築を建てたから、長くこの家に住みたい!」という人は、この記事をぜひチェックしてみてください。
◇ 目次 ◇
- 外壁塗装は必要ない?必要?
- 外壁塗装が必要な理由を知っておこう
- 外壁塗装が必要になる時期
- 外壁塗装が必要か必要ではないのかはプロに見てもらおう
- 外壁塗装は必要ないのまとめ
外壁塗装は必要ない?必要?
外壁塗装は「必要ない?」「必要?」のどちらなのか、結論をいうと外壁塗装は「必要」と言えます。
理由は、日本の住宅で使用されている外壁材のほとんどは定期的な塗装が必要だからです。
例えば、日本の住宅の約7割に使われている「窯業系サイディング」、ひと昔まで主流だった「モルタル」、カバー工法などでよく使われる「金属サイディング」などは定期的な塗装が必要になります。
反対に、外壁材が「タイル」や「レンガ」の場合は耐用年数が30年以上なので、外壁塗装は必要ありません。
ですが、撥水性、耐久性を伸ばすためのコーティングは必要な場合もあります。
外壁塗装を行うサインについて
外壁塗装が必要な理由は「美観を保つ」「外壁を長持ちさせる」「住まいそのものを長持ちさせる」「将来的な修繕費を抑える」「資産価値を保つ」の5つが挙げられます。
先ほども述べましたが、外壁材によって外壁塗装は必ず必要になります。
「なぜ必要なのか」を理解して、適切なメンテナンスを行うことが大切です。
2-1. 美観を保つ
外壁塗装は、美観を保つために必要になります。
なぜなら、外壁は時間の経過とともに汚れや傷みが目立ち「見た目」が悪くなるからです。
実際に外壁の汚れや痛みが目立つようになる前に塗装をすれば、美しい外壁を維持することができます。
反対に外壁がボロボロの状態になってしまうと、近隣住民から冷たい視線を受けやすくなってしまいます。
2-2. 外壁を長持ちさせる
外壁塗装を定期的に行うことで、外壁を長持ちさせられます。
その理由は、外壁塗装は外壁の劣化を防ぐために行うものだからです。
現に、外壁の汚れや痛みは外壁が劣化し「防水性が失われはじめているサイン」と言えます。
そのため、汚れや傷みのある外壁をそのまま放置し続ければ、外壁材に雨水が侵入し外壁の劣化や腐食が加速して長持ちしません。
また、紫外線も同様に外壁の劣化を促進させます。
このように雨水や紫外線から外壁を守ためにも、外壁塗装が必要です。
2-3. 住まいそのものを長持ちさせる
外壁塗装を行えば、住まいそのものを長持ちさせられます。
なぜかというと、住宅内部に雨水が侵入することを防ぐからです。
先ほど「外壁材に雨水が侵入すると外壁が長持ちしない」と述べました。
その外壁材に侵入した雨水が建物内部にまで侵入するようになると、雨漏りやカビ・シロアリなどを発生させる可能性があります。
そうなると、建物の躯体が大きくダメージを受けることになり、住まいそのものの耐久性を維持できず早々に寿命を迎えるかもしれません。
外壁塗装は外壁を守るだけではなく、住まいそのものを守るために必要なメンテナンスと言えます。
2-4. 将来の修繕費を抑える
外壁塗装にはそれなりの費用がかかりますが、外壁塗装を行うことが長い目で見て「将来的な修繕費を抑えること」に繋がります。
その訳は、先ほど述べた外壁や建物自体に劣化が生じ修理することになれば、外壁塗装にかかる費用以上の高額な修繕費用がかかってしまう可能性があるからです。
実際に外壁塗装にかかる費用は80万円〜150万円程度と言われています。(建物の大きさや塗料の種類によって異なります)
仮に、シロアリ被害で建物の基礎がダメになり「建て替え」になってしまうと、外壁塗装費と同等の金額では済みません。
将来的に高額な修繕費を発生させないためにも、外壁の定期的なメンテナンスが重要になります。
2-5. 資産価値を保つ
外壁塗装は、資産価値を保つことに繋がります。
理由は、建物の劣化を防ぎ美観を保つことができれば高く売却できる可能性があるからです。
例えば住宅を売却したいと考えたとき、外壁がボロボロで見た目にも汚い住宅の場合は売れる気がしないですよね。
購入者の立場から見ても、なるべく綺麗で劣化していない家を好むことでしょう。
反対に住宅を売却しないにしても、外壁塗装を行い住宅の劣化を防げば長く住むことが可能です。
このように外壁塗装は、住宅としての価値を保つために必要になります。
外壁塗装が必要になる時期
外壁塗装が必要になる時期は「色あせ」「塗膜の膨れ」「チョーキング」「クラック」「コーキング材のはがれや割れ」の5つの症状が現れたときです。
上記の症状のうち、どれか1つでも症状があれば外壁塗装が必要になります。
一般的に外壁塗装の塗り替え時期の目安は10年と言われています。
これは塗料の耐用年数と関係があり、よく使われるシリコン塗料の耐用年数が7〜10年だからです。
しかし、これはあくまで目安なので、実際には外壁の状態で判断する必要があります。
3-1. 色あせ
外壁に色あせが出たら、外壁塗装を検討する必要があります。
なぜなら、外壁の劣化状況としては初期段階ですが、そのまま放置すると塗膜が剥がれる可能性があります。
緊急性があるわけではないですが、2〜3年以内に塗り替えをするようにしましょう
3-2. 塗膜の膨れ
外壁に塗膜の膨れができていたら、早めの補修が必要になります。
理由は、塗膜の膨れを放置すると塗膜が剥がれ外壁材が露出する可能性があるからです。
塗膜の膨れとは、塗装時に外壁材と塗膜の間に水分が入りその水分が蒸発して膨れた状態を表しています。
このまま放置して塗膜が剥がれ外壁材が露出すると、雨水が侵入しひび割れを起こす可能性があります。
塗膜の膨れは塗装時の施工不良や手抜きが考えられるので、優秀な外壁塗装会社に外壁面の診断を依頼しましょう。
3-3. チョーキング
チョーキング現象が起きていたら、早めのメンテナンスが必要になります。
なぜかというと、チョーキング現象が起きている状態は「下地(外壁材)を保護する」という役目を失っている状態だからです。
チョーキングとは、塗料に含まれる樹脂が劣化して色をつける顔料が粉状に露出する現象のことを言います。
例えば外壁を手で触ってみて、手に白い粉が付着するようであればチョーキングの可能性が高いです。
このまま放置すると外壁材の劣化やひび割れを起こす可能性があるので、1年以内に塗り替えすることをおすすめします。
3-4. クラック
外壁にクラックが起きていたら、早急に外壁の補修をしてください。
クラックとは外壁の塗装や外壁材にひび割れができる現象です。
そのため、ひび割れした部分から害虫や雨水が侵入して外壁材の劣化や雨漏りを引き起こしやすくなります。
放置すると被害が広がり補修費用が増えるため、見つけたらすぐに補修するようにしましょう。
3-5. コーキング材の剥がれや劣化
コーキング材のはがれや割れを発見したら、早めに補修しましょう。
コーキング材は外壁材と外壁材の間の目地(めじ)部分に注入されている接着剤のようなものです。
そのコーキング材のはがれやわれができると、そこから雨水が侵入する可能性があります。
そのまま放置すると、外壁材だけではなく建物内部にまで雨水が侵入してしまうので、早めに補修するようにしてください。
外壁塗装が必要か必要ではないのかはプロに見てもらおう
外壁塗装が必要か必要でないかは、プロにみてもらうようにしましょう。
なぜなら、外壁塗装のプロなら「適切な塗り替え時期」を判断できるからです。
実際にプロに診断してもらうことで、現状の外壁の状態がハッキリとわかります。
また、外壁を見て外壁塗装のタイミングなどを見極める「外壁の診断サービス」を行っている外壁塗装会社が多いです。
無料で診断してくれる外壁塗装会社もあるので「そろそろ外壁塗装のタイミングかな?」と思ったら、一度診てもらうのがおすすめです。
外壁塗装は必要ないのまとめ
外壁塗装の必要性について解説しました。
日本の住宅のほとんどは、外壁塗装が必要です。
記事で解説したように、外壁塗装が必要な外壁材が使われているケースが多いからです。
また、外壁塗装は美観を保護するためだけではなく、外壁や住宅そのものを保護する役目もあります。
外壁塗装に費用がかかるからといって放置してしまうと、住宅そのものに問題が発生して多額の修繕費がかかる可能性があるので注意が必要です。
「そろそろ外壁塗装の時期かな?」と思ったら、外壁塗装会社に相談するといいでしょう。
色彩ペイントホームでは、外壁診断を無料で行っています。
また、外装劣化診断士の資格も所持しています。
経験豊富な「プロの目」で外壁を診断し、外壁塗装が必要な時期を適確にアドバイスしてくれるので安心です。
さらに「ドローンを使った診断」や「30倍スコープによる外壁細部の診断」も行い、お客様が納得する診断を実施しています。
外壁の状態で気になることがあれば、お気軽に色彩ペイントホームへ相談してください。